その理由の一つに疾病構造の変化が挙げられます。現代は感染症などの急性疾患は少なくなりましたが、慢性化しやすい生活習慣病やストレスによる病名もつかない不定愁訴が増えています。これらの症状は直接、生命を脅かすものではありませんが、生活の質の低下を招く原因となります。漢方薬は、このような慢性疾患をはじめ「未病」と呼ばれる潜在的な疾病の改善に有効であるとされています。 私たちは自然の恵と二千年の叡智の集大成である漢方薬を皆様の健康づくりのために、お役立ていただきたいと考えています。
漢方は草木や動物、鉱物といった天然資源を利用した古くて新しい薬です。約二千年前の漢方医学書である「黄帝内経」には、すでに「未病」という言葉が使われ治療方針が確立されています。つまり、漢方薬は西洋薬が苦手とする現代病の諸症状の改善に期待することができます。